生命保険を選ぶときに気をつけるべきこと
自分自身に何かあった時の備えとして、生命保険に加入しておこうと思っている方、すでに加入されている方も多いと思います。
そんな生命保険ですが、種類が多い上に、かなり複雑です。
そこで今回は、自分に合った生命保険の選び方について書いていきます。
保険に加入する目的を明確にする
自分に万が一のことがあった場合、誰のために、どんなお金が必要かなどを明確にしましょう。
まず、未婚・既婚を問わず、一時的に必要になるお金が、葬儀や埋葬、遺品整理などにかかる死後整理金だと思います。
そして、既婚の場合、残された家族の住居費や生活費、さらに、子どもがいる場合には教育費が必要となります。
また、生命保険は加入後にも見直しができるため、検討時点の家族構成で、どんなお金が必要になるかを考えると良いでしょう。
必要な保障金額と保障期間を決める
保障金額は葬儀や埋葬など、死後整理にかかる費用、残された家族の生活費、養育費にいくら必要なのかを算出します。
そこから、自分の死後に得られる収入を差し引いて計算しましょう。
保障期間は子どものための生活費や、教育費は子どもが独立するまで、配偶者のための生活費は少なくとも年金受給開始までなどといった風に考えられるかと思います。
それに合わせて保証期間を設定しましょう。
加入する保険の種類をしっかりと検討する
生命保険には保障が生涯続く終身保険と、期間を限定して保障する定期保険の2種類があります。
終身保険は最後に必ず保険金が支払われることになるので、保険料は割高となります。
保障が必要な期間と金額を明確にすることで、定期保険や定期保険特約付終身保険などにも選択肢が広がり、保険料を抑えつつ、十分な保障を受けることができます。
必要以上に補償範囲を広げてしまうと、金額が高くなってしまいます。
目的に合わせた保険内容にし、無駄な保険料は支払わないようにしましょう。