社会人に必要な能力とは?
高校や専門学校、大学などを卒業して就職し、社会人として働き始めることになったとき、基本的なスキルを身についていることは必須です。
そこで今回は、社会人に必要な能力について紹介していきます。
前に踏み出す力
失敗を恐れず、試行錯誤しながらも、自ら動く姿勢です。
具体的には、以下のようなスキルが求められています。
・主体性 物事に進んで取り組む姿勢で、受け身ではなく自ら考えて行動する力
・働きかけ⼒ 働きかけ力として周囲の人を巻き込んで行動
・向上力
・実⾏⼒
行動するだけでなく、その行動が目的達成のために必要なものであることが重要視されています。
考え抜く力
常に課題の発見や解決を試みることのできる姿勢のことです。
考え抜く力として、以下の要素が必要とされています。
・課題発見力 現状を冷静に把握する能力
・分析力 課題を明確にする力
・計画力 課題の解決に向けて、過程を明らかにしながら準備を行える力
・想像力 商品やサービスなどの新たなアイデア、新たな価値を生み出す力
チームで働く力
周囲のメンバーと協力しながら仕事を進めていくことのできる資質を指します。
チームで働く力としての能力を構成する要素には、以下の要素があります。
・発信力 自分の意見を伝え、周囲に流されない姿勢
・傾聴力 自分の意見を押し通すのではなく、相手の意見を聞ける力
・柔軟性 自分の意見と相手の意見の違いを受け入れ、うまく調整できる力
・情況把握力 物事を客観的に理解し、課題の抽出などができること
・規律性 約束事やルールを遵守し、チームの一員である自覚をもつ
・ストレスコントロール力 業務中に発生するさまざまなストレスをコントロールし、うまく付き合っていく力
初めから全ての能力をもっている方は、少ないと思います。
これから社会人になる方にとって、どのようなスキルが求められるかの参考になれば、幸いです。