業界ごとのポートフォリオの使い方
ポートフォリオという言葉は、クリエイターが実績をアピールするための作品集という意味で使われているイメージが強いと思います。
しかし、クリエイティブ業界以外の金融用語や教育用語としても使われていることはご存じでしょうか?
今回の記事では、各業界におけるポートフォリオの使い方を簡単に解説したいと思います。
金融・投資用語のポートフォリオ
金融・投資用語としてのポートフォリオは、現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容を指しています。
教育用語のポートフォリオ
教育用語としてのポートフォリオは、教育における個人評価ツールのことを指しています。
これは、生徒たちが学習過程で残したレポートや試験用紙、活動の様子を残した動画や写真といったものを、ファイルに入れて保存するという評価方法です。
従来の科目テストや知力テストだけでは測れない、個人能力の総合的な学習評価方法とされ、学校教育だけではなく、自己啓発など、さまざまな教育分野で使われています。
クリエイティブ用語のポートフォリオ
いわゆる作品集であり、自分の職種における実績や力量を評価してもらうために作成する資料のことです。
クリエイターの就職・転職には欠かせないものですが、フリーランスのクリエイターが営業資料として作成したり、デザイン会社が会社案内の補完資料として作成したりと、さまざまな形式があります。
様々な業界で使われているポートフォリオという言葉の意味を、ご理解いただけたでしょうか?